顔面皮膚温独立成分による血圧推定の試み
顔面皮膚温独立成分による血圧推定の試み
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS9-7
グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2018/09/05
タイトル(英語): Attempt of estimating blood pressure by independent components of facial thermal images
著者名: 中根 成志(青山学院大学),大岩 孝輔(青山学院大学),野澤 昭雄(青山学院大学)
著者名(英語): Narushi Nakane|Kosuke Oiwa|Akio Nozawa
キーワード: 顔面熱画像|非接触的計測|血圧|独立成分分析|facial thermal image|non-contact measurement|blood pressure|independent component analysis
要約(日本語): 高齢者の身体的状況を把握する際,自覚症状より客観的に捉えられる他覚症状の方が有用であり,その基本となる血圧などのバイタルサインを日常的にモニタリングすることは高齢者の疾病を早期的な発見に繋がることが期待される。そのバイタルサインモニタリング実現に向けては,非接触でバイタルサインをセンシングする技術は必要不可欠である。これまでの研究では,赤外線サーモグラフィカメラにて取得した鼻部皮膚温度もとに血圧推定のため個人ごとの回帰モデルの構築が行われてきた。しかし顔面熱画像には,鼻部皮膚温のみならず様々な顔面部位が評価として用いられている。また顔面熱画像に独立成分分析を適用することで,特定の生理状態に関連した変動を示す顔面部位を抽出することができる。そこで本研究は,顔面熱画像に独立成分分析を適用し独立成分抽出することで血圧推定を試みた。
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