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パワースペクトル解析の書痙脳波への適用

パワースペクトル解析の書痙脳波への適用

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カテゴリ: 部門大会

論文No: GS12-1

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル(英語): Application of Power Spectrum Analysis to Electroencephalogram from Writer's Cramp Patients

著者名: 長谷川 佳祐(北見工業大学),橋本 泰成(北見工業大学)

著者名(英語): Keisuke Hasegawa|Yasunari Hashimoto

キーワード: 脳波|筋電図|書痙書痙|Electroencephalogram|Electromyogram|Writer's Cramp

要約(日本語): 本研究は,書痙患者を対象として,その脳波をパワースペクトル解析することで,健常者との違いを探索した。書痙は,書字によって手の震えやこわばりが誘発される疾患の一つで,近年,脳波にも健常者とは異なる現象が見られることがわかってきた。そこで本研究では,書痙患者2名と健常者5名において脳波および筋電図計測を実施し,書字のほか,単純な動作や安静時のデータを記録した。脳波のパワースペクトルを算出し,脳波の種類(ミュー波,ベータ波,ガンマ波)などに分類してパワーを比較した結果,書痙患者の一部では,体性感覚運動野付近で30 Hz帯域の脳波で振幅増大を確認した。この振幅増大は,書字動作にも影響していることが推察され,脳波のパワーを一種の書痙症状評価の一つとして利用できる可能性があることがわかった。

PDFファイルサイズ: 730 Kバイト

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