組み込みシステムのプログラム安全更新のための基礎検討
組み込みシステムのプログラム安全更新のための基礎検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC4-8
グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2018/09/05
タイトル(英語): Basic Study for Safety Update of Embedded System Program
著者名: 岸田 貴光(電気通信大学),澤田 賢治(電気通信大学),新 誠一(電気通信大学)
著者名(英語): Takamitsu Kishida|Kenji Sawada|Seiichi Shin
キーワード: 組み込みシステム|カルマン正準分解|ペトリネット|不変部分空間|安全更新制御フロー|Embedded Systems|Kalman Decomposition|Petri Nets|Invariant Subspace|Safety UpdateControl Flow
要約(日本語): 本論文では,制御システムの安全更新のためのプログラム事前検証を考える。本論文では,安全更新を「プログラム更新前のアクチュエータやセンサで実現した機能を更新後も侵害しない」プログラム更新として考える。検証手法は,プログラムに対してペトリネットに基づく制御フロー解析とカルマン正準分解に基づく構造解析により構成される。この検証手法の課題として更新後のプログラムに着目した場合,更新によるプログラムサイズの変化,すなわち事前検証の際に用いるプログラムのテスト入力のサイズ変化を考慮した解析手法を考える必要がある。そこで,テスト入力を制御工学における不変部分空間と関連づけることにより課題を解決していく。本論文では,組み込みシステムの1例として自律移動ロボットのロボットランサーを題材に提案手法の妥当性を報告する。
PDFファイルサイズ: 691 Kバイト
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