モデル予測制御に基づくデマンドレスポンスプログラムの設計

カテゴリ: 部門大会

論文No: MC4-11

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル(英語): MPC-Based Design of Demand Response Programs

著者名: 宮崎 公大(北海道大学),小林 孝一(北海道大学),東 俊一(名古屋大学),山口 順之(東京理科大学),山下 裕(北海道大学)

著者名(英語): Kodai Miyazaki|Koichi Kobayashi|Shunichi Azuma|Nobuyuki Yamaguchi|Yuh Yamashita

キーワード: デマンドレスポンス|モデル予測制御|demand response|model predictive control

要約(日本語): エネルギー管理システムを簡単に捉える一つの方法として，アグリゲータ（中間層）の導入が注目されている。アグリゲータの機能の一つであるデマンドレスポンス（以下DR）は，需給ひっ迫時に，電気料金価格の設定またはインセンティブの支払に応じて，需要家が電力の使用を抑制し電力消費パターンを変化させることである。近年，さまざまな視点から研究されている。本論文では，モデル予測制御に基づくDRプログラムの設計法を提案する。モデル予測制御とは，各時刻で有限時間最適制御問題を解くことで，制御入力を生成する方法である。提案手法では，需要の前日予測と当日の過去の実績に基づき，現時刻の需要を決定する。提案手法の有効性は，日本卸電力取引所のデータを用いた計算機実験により検証する。

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