顔部位テンプレートを用いた表情認識における目眉領域の特定

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS1-7

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル(英語): Specification of Eye and Eyebrow Areas for the Recogniton of Facial Expressions Using Template Image of Facial Parts

著者名: 平野 晃昭(関東学院大学),髙橋 大介(関東学院大学),立野 玲子(関東学院大学),岡本 教佳(関東学院大学),中村 納(工学院大学)

著者名(英語): Teruaki Hirano|Daisuke Takahashi|Reiko Tachino|Noriyoshi Okamoto|Osamu Nakamura

キーワード: 表情認識|顔部品抽出|顔領域抽出顔領域抽出|Facial Expression|Extraction of facial parts|Extraction of facial area

要約(日本語): 本報告は，表情認識のための顔領域抽出後の口，目，眉等の顔各部位の特定および抽出に関して述べる。先ず，比較的安定に抽出可能である口唇領域をYIQ基底のQ成分を用いて抽出する。通常，抽出を行う際に，一つのしきい値のみでは抽出領域の欠損または過剰となり，目的となる領域の正確な抽出は困難である。従って，抽出した各領域に対して個別にしきい値を設定して，それらを一つずつ下げて目および眉領域は，修正HSV表色系の修正彩度成分を用いて，顔部位の位置関係に基づくテンプレートを用いて特徴領域の特定を行う。テンプレートを顔の傾きにあわせて三次元的に回転させ，修正彩度成分画像に重ねて，テンプレート内の修正彩度成分の領域を目および眉領域として特定する。特定された領域を基に，口唇領域の処理と同様に個別にしきい値を設定し，目および眉領域を抽出する。

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