コネクテッドサーモスタットの実測データを用いた米国内の広域停電状況の把握
コネクテッドサーモスタットの実測データを用いた米国内の広域停電状況の把握
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS2-6
グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2018/09/05
タイトル(英語): Using Data from Connected Thermostats to Track Large Power Outages in the United States
著者名: 上野 剛(電力中央研究所),Pritoni Marco(Lawrence Berkeley National Laboratory),Meier Alan(Lawrence Berkeley National Laboratory)
著者名(英語): Tsuyoshi Ueno|Marco Pritoni|Alan Meier
キーワード: コネクテッドサーモスタット|災害|停電停電|Connected Thermostat|Disaster|Power Outage
要約(日本語): 米国では,大小合わせて1000以上の電力会社があり,地域の電力供給を行っている。DOEや各電力会社にとって,地域・また全米の停電の状況を把握することは重要であるが,現状では,ハリケーンや地震,またその他の技術的な問題による大規模停電の情報について広く共有されているとは言えない。そこで本研究では,コネクテッドサーモスタット(以下CTと呼ぶ)のデータを用いて,全米の停電状況を把握する手法について検討した。主な知見を以下に示す。(1)CTのデータを用いて,地域別の停電状況を把握し,可視化する方法を提案した。(2)提案手法を用いて,米国内の複数の停電について,その状況を可視化するとともに,停電の特徴を述べた。(3)本手法にて推定された停電顧客数及び停電顧客数時間を公開値と比較し,推定値が公開値と大きく乖離しないことを確認した。
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