振動モニタリングによる橋梁の損傷検知に関する検討
振動モニタリングによる橋梁の損傷検知に関する検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS2-7
グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2018/09/05
タイトル(英語): Vibration monitoring for damage detection of a bridge
著者名: 北川 慎治(富士電機),篠田 正紀(富士電機),矢尾 博信(富士電機),吉留 一博(京都大学),金 哲佑(京都大学)
著者名(英語): Shinji Kitagawa|Masaki Shinoda|Hironobu Yao|Kazuhiro Yoshitome|Chul Woo Kim
キーワード: 構造ヘルスモニタリング|常時微動|システム同定|損傷検知|洗掘橋梁|Structural health monitoring|Microtremor|System identification|Damage detection|ScourBridge
要約(日本語): 近年,社会インフラ施設の老朽化は大きな問題となっており,劣化が進んだ構造物が地震や大雨などの自然災害により損傷を受け,大きな事故につながることも少なくない。また,維持管理において構造物の劣化や損傷を効率良く高精度に検知することは重要な課題である。これらの背景から構造ヘルスモニタリングが注目を集めておりさまざまな研究がおこなわれている。本研究では河川に架かる鉄道橋梁を対象とし,振動モニタリングによる橋梁の損傷検知,特に洗掘の発生を検知するための手法について検討する。橋脚基礎で発生する洗掘は,橋梁の安定性を損なう主要因の一つであり,最悪の場合落橋も考えられる。そこで,洗掘の発生有無を判定するために有効とされる橋脚の振動特性パラメータを振動モニタリングデータを用いて同定し,リアルタイムに洗掘を評価するための運用指針について提案する。
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