MRIを用いたダイナミックファントムモデルの非侵襲温度変化計測
MRIを用いたダイナミックファントムモデルの非侵襲温度変化計測
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS3-6
グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2018/09/05
タイトル(英語): Noninvasive Temperature Measurement of Dynamic Phantom Model using MRI
著者名: 中村 優(帝京平成大学),三上 可菜子(国士舘大学),大浦 邦彦(国士舘大学),二川 佳央(国士舘大学)
著者名(英語): Suguru Nakamura|Kanako Mikami|Kunihiko Oura|Yoshio Nikawa
キーワード: MRI|温度測定|ダイナミックファントムモデル|血流|MRI|Temperature Measurement|Dyinamic Phantom Model|Blood Flow
要約(日本語): MRI(Magnetic Resonance Imaging : 核磁気共鳴画像装置) を用いた非侵襲温度分布測定技術は,生体に与える副作用の少ない安全な生体内温度測定技術である。この測定方法は医療の様々な分野に応用され,西洋医学分野のみならず東洋医学分野でもその有効性が確認されている。しかし,本システムはプロトンの位相変化という極小信号を温度差に変換するため,得られた測定値の正確さについて議論の余地を有する。また,本システムを用いて測定された生体の深部温度測定に関する発表には熱源を用いず,機械刺激のみで生体の温度上昇を確認したものも含まれる。本研究では生体を模擬したダイナミックファントムモデルを作成し,血流増加が周辺組織に与える温度的影響を評価するものである。これらの実験は生体で得られる温度変化と血流の関係を明らかにすることを目的に,温度測定システムの妥当性に根拠を与えるための基礎的な実験として検討を行うものである。
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