マイクロ波分布の可視化に関する研究

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS3-7

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル(英語): Study on Visualization for Microwave Field Distribution

著者名: 二川 佳央(国士舘大学)

著者名(英語): Yoshio Nikawa()

キーワード: マイクロ波分布|電磁界可視化|微小ループ|フルカラー発光ダイオード|microwave field distribution|electromagnetic field visualization|miniature loop|full color LED

要約(日本語): マイクロ波分布の可視化については，マイクロ波を媒質に照射した際の媒質の温度上昇を赤外線カメラ等により間接的に可視化する方法に対して，マイクロ波電磁界に直接駆動される素子を用いて可視化することが可能である。本研究では，可視化デバイスとして，マイクロ波電磁場内に置かれた微小ループ電流をショットキーバリアダイオードによって整流し，フルカラー化LEDを組み合わせた回路により，3軸磁界の可視化素子として実現した。複数個のフルカラー化LEDを組み合わせた回路により，マイクロ波電磁界分布を可視化することが可能となった。また，開発したデバイスを安全基準値の電磁界強度で発光させることにより，電磁界暴露の安全領域の可視化デバイスとしても機能させることが可能である。

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