割り込み処理における待ち状態実現方式の提案

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS4-2

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル(英語): Proposal of wait state realization method in interrupt processing

著者名: 鈴木 弘成(大阪電気通信大学),東 秀行(大阪電気通信大学),南角 茂樹(大阪電気通信大学)

著者名(英語): Kosei Suzuki|hideyuki Azuma|Sigeki Nankaku

キーワード: 割り込み|待ち状態|コンテキスト|setjmp|longjmp|Interrupt|Waiting|context|Setjump|Longjump

要約(日本語): 現在，存在するRTOSでは割り込み処理中に割り込み処理が待ちに入ることはない。これは高優先度の割り込みが何の処理もせずに待ちに入った場合，その後の低優先度の割り込みをすべて受け付けなくなる問題が存在するからである。しかしながら高優先度の割り込み処理においても時間がかかる場合，上記のように低優先度の割り込みを受け付けなくなり処理の遅延につながる。本提案では割り込み処理に対して待ちを付加することにより割り込み処理の柔軟性を向上し，処理の高速化につなげる。またそれを既存のRTOSに実装することで割り込み処理の向上が期待される。

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