ウェルネスオフィスが執務者に与える生理的・心理的影響

カテゴリ: 部門大会

論文No: OS5-3

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル(英語): Physiological and Psychological Effects of Wellness Offices on Office Workers

著者名: 野村 涼子(三菱電機),飯田 隆義(三菱電機),宇野 義隆(三菱電機),浮穴 朋興(三菱電機),對馬 聖菜(早稲田大学),尾方 壮行(早稲田大学),髙井 映見(早稲田大学),中村 総遂(早稲田大学),常岡 優吾(早稲田大学),田辺 新一(早稲田大学),藤澤 順太(松田平田設計)

著者名(英語): Ryoko Nomura|Takayoshi Iida|Yoshitaka Uno|Tomooki Ukiana|Sayana Tsushima|Masayuki Ogata|Emi Takai|Sosui Nakamura|Yugo Tsuneoka|Shinichi Tanabe|Junta Fujisawa

キーワード: WELL Building Standard|POE|ストレス|心拍|オフィスビル|WELL Building Standard|Post Occupancy Evaluation|Stress|Heart Rate|Office Building

要約(日本語): 建物居住者の健康に視点を置いた建物環境評価指標WELL Building Standardが2014年に米国にて発表され，現在ウェルネスオフィスへの関心が高まってきている。本稿では，ウェルネスオフィスが生理的・心理的にどのような影響を及ぼすかを検証するため，被験者実験を実施した。生理的反応の評価には心拍から推定した計11個のストレス指標を，心理的反応の評価には被験者へのオフィス環境の満足度調査を用いた。生理的反応の評価の結果，計11個のストレス指標のうちの2個は室内環境・什器環境の双方の改善により，他2個では室内環境の改善によりストレスが低下する傾向がみられた。心理的反応の評価の結果，室内環境・什器環境の改善により，オフィス環境満足度の有意な向上がみられた。

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