地域エネルギー管理システム群における条件付き期待損失を用いた前日運転計画の計算機実験による評価
地域エネルギー管理システム群における条件付き期待損失を用いた前日運転計画の計算機実験による評価
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS5-10
グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2018/09/05
タイトル(英語): Computational Evaluation of Day-ahead Operation Planning Model for a Group of Community Energy Management Systems using Conditional Value at Risk
著者名: 田所 史也(大阪大学),宮本 俊幸(大阪大学),北村 聖一(三菱電機),内藤 健人(三菱電機),森 一之(三菱電機),泉井 良夫(金沢工業大学)
著者名(英語): Fumiya Tasho|Toshiyuki Miyamoto|Shoichi Kitamura|Kento Naitoh|Kazuyuki Mori|Yoshio Izui
キーワード: エネルギー管理システム|最適化|不確実不確実|energy management system|optimization|uncertainty
要約(日本語): 地域エネルギー管理システム(CEMS)とは地域内の電力や熱などのエネルギーの需要量に対して,地域内の機器の運転計画や外部からのエネルギー調達計画により供給量を管理するシステムである。我々は複数のCEMS間でエネルギー取引するための市場を設置した状況を考えて,CEMS群全体でのコスト最小化に取り組んでいる。本論文では,CEMS群外部からの電力調達を卸電力取引市場から行うことを想定し,前日段階では確定していない市場価格のリスクを考慮した運転計画について議論する。これまでに,各CEMSの市場価格変動に対するリスク志向を条件付き期待損失を用いて与え,電力スポット市場への入札に確率最適化を応用したCEMS群の前日運転計画の定式化を行った。本論文では,数値実験により,市場価格の変動に対しての影響を検証し,提案手法がCEMSのリスク志向を反映し計画を立てること,CEMS群全体のコスト最小化を行うことを確認した。
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