U-Martシステムを基盤としたエネルギー取引シミュレータの提案
U-Martシステムを基盤としたエネルギー取引シミュレータの提案
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS5-11
グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2018/09/05
タイトル(英語): A novel energies trading simulator based on U-Mart system
著者名: 中野 洋志(大阪府立大学),大嶺 貴晃(大阪府立大学),森 直樹(大阪府立大学),松本 啓之亮(大阪府立大学),平野 秀明(三菱電機),北村 聖一(三菱電機),森 一之(三菱電機)
著者名(英語): Hiroshi Nakano|Takaaki Omine|Naoki Mori|Keinosuke Matsumoto|Hideaki Hirano|Shoichi Kitamura|Kazuyuki Mori
キーワード: エネルギー取引|人工市場|電力|マルチエージェント|大規模シミュレーション|Energy Trading|Electric Power|Electric Power|Multi-Agent System|Large-scale Simulations
要約(日本語): 日本では電力システム改革の最終段階である電力会社の発送電分離に向け,電力自由化の環境が整備されつつある。自由化環境を構成する重要な要素として多数の参加者が電力を売買する電力取引市場があり,2016年4月に1時間前市場 (ザラ場方式)が新規に開設された。今後,自由化環境のモデル化には,電力取引市場のシミュレータが必須になる。そこで,人工市場技術であるU-Martを応用展開し,電力取引市場の高精度シミュレータの研究開発に取り組む。電力取引シミュレータは元となるデータが入手困難であるが,U-Martのシミュレーション機能を拡張することで,実際の電力取引における電力価格の推移に近い変動をするような市場の構築が可能であると考えられる。この点からも,U-Martを利用した電力取引市場シミュレータの実現は有用なものであると考えられる。
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