商品情報にスキップ
1 1

音響驚愕反射を用いた耳鳴り評価法における音刺激パラメータ依存性 -背景雑音に埋め込まれるギャップのfade-inとfade-outの効果-

音響驚愕反射を用いた耳鳴り評価法における音刺激パラメータ依存性 -背景雑音に埋め込まれるギャップのfade-inとfade-outの効果-

通常価格 ¥440 JPY
通常価格 セール価格 ¥440 JPY
セール 売り切れ
税込

カテゴリ: 部門大会

論文No: PS5-1

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル(英語): Acoustic parameter dependency of tinnitus evaluation by acoustic startle reflex -an effect of fade-in and fade-out of gap embedded in background noise-

著者名: 簗田 元揮(北海道大学),舘野 高(北海道大学),西川 淳(北海道大学)

著者名(英語): Motoki Yanada|Takashi Tateno|Jun Nishikawa

キーワード: 音響驚愕反射|聴覚皮質|耳鳴り|サリチル酸|マウス|Acoustic startle reflex|Auditory cortex|Tinnitus|Salicylate|Mouse

要約(日本語): 動物の耳鳴り状態を評価する行動測定法として,音響驚愕反射ギャッププレパルス抑制が広く用いられている。しかし,条件付けを用いた方法と比べて測定自体が簡便である一方,その耳鳴り検出精度は低く,個体差も大きいことが知られており,適切な音刺激パラメータを用いることが重要となる。本研究では,驚愕刺激前に呈示する背景雑音に埋め込まれるギャップに5 msのfade-inとfade-outを付けた場合と付けない場合で,薬理的に耳鳴りを引き起こすサリチル酸投与前後におけるマウス驚愕反射の抑制率を調べた。その結果,投与前後ともにfadeを付けた方が驚愕反射の抑制が8~41%程度小さくなるが,投与前後を比較するとfadeを付けた方が耳鳴り周波数を推定しやすい傾向が得られた。現在,行動実験を行ったマウスの聴覚皮質からギャップに対する神経応答を計測しており,その生理学的機序を明らかにしていきたいと考えている。

PDFファイルサイズ: 634 Kバイト

販売タイプ
書籍サイズ
ページ数
詳細を表示する