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マウス聴覚皮質第4層における活動依存的な長期抑圧の時空間的な特徴解析:NMDA and GABAA受容体の依存性

マウス聴覚皮質第4層における活動依存的な長期抑圧の時空間的な特徴解析:NMDA and GABAA受容体の依存性

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カテゴリ: 部門大会

論文No: PS5-3

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル:マウス聴覚皮質第4層における活動依存的な長期抑圧の時空間的な特徴解析:NMDA and GABAA受容体の依存性

タイトル(英語): An analysis of spatio-temporal properties of activity-dependent long-term depression in layer 4 of the mouse auditory cortex to examine the dependence of NMDA and GABAA receptors

著者名: 久米 航太(北海道大学),舘野 高(北海道大学)

著者名(英語): Kohta Kume|Takashi Tateno

キーワード: 聴覚皮質|NMDA受容体|GABAA受容体|In Vitro|多点電極配列長期抑圧|Auditory cortex|NMDA receptor|GABAA receptor|In Vitro|multi electrode arrayLong-term depression

要約(日本語): 聴覚皮質の神経活動依存的な可塑性は,誘発刺激の種類や印加層の条件に応じて,可塑的特徴が多様であり,その詳細は不明な点が多い。皮質の第2/3層にテタヌス刺激を印加した際に誘発される長期抑圧は,NMDAとGABAAの受容体の両者に依存するとの報告がある。本研究では,視床から主に投射を受ける皮質第4層の活動依存的な可塑性をIn Vitro多点電極配列を用いて計測した。また,得られた局所電場電位に対し,電流源密度解析を行った。NMDAとGABAAの受容体の阻害剤下でもテタヌス刺激印加後に対照実験と同様に長期抑圧が誘発され,印加前後の局所電場電位のピーク値の比に3条件間で有意な差はなかった。しかし,3条件間の電流源密度パターンの相関係数を多重比較すると,GABAA受容体を阻害した場合と他の条件との間に有意な差が見られた。皮質第2/3層と第4層の長期抑圧は,異なるメカニズムで発現することが示唆される。

PDFファイルサイズ: 427 Kバイト

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