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聴覚損傷モデルマウスにおける経頭蓋フラビンタンパク質自家蛍光イメージングを用いた聴覚皮質音誘発応答の経時的計測

聴覚損傷モデルマウスにおける経頭蓋フラビンタンパク質自家蛍光イメージングを用いた聴覚皮質音誘発応答の経時的計測

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カテゴリ: 部門大会

論文No: PS5-5

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル(英語): Repetitive recordings of sound-driven responses in the auditory cortex of individual mice for a hearing-impaired model using transcranial flavoprotein autofluorescence imaging in vivo

著者名: 鷹巣 健吾(北海道大学),舘野 高(北海道大学)

著者名(英語): Kengo Takasu|Takashi Tateno

キーワード: フラビンタンパク質蛍光イメージング|聴覚損傷|聴覚皮質|聴性脳幹反応計測|カナマイシン|Flavoprotein imaging|hearing loss|auditory cortex|auditory brainstem recordings|kanamycin

要約(日本語): 聴覚末梢系の機能障害は,聴覚経路上で神経応答の利得制御や,中枢系である聴覚皮質のトノトピー構造の再構成を引き起こすことが知られている。また聴覚皮質のサブ領域である一次聴覚野(A1)では,聴覚損傷に対する適応的な変化が報告されている。しかし他のサブ領域では,その変化がほとんど知られていない。本研究ではA1に加え,前聴覚領域(AAF)と二次聴覚野(A2)に対し,末梢系の活動阻害により難聴を誘発する薬剤投与後に,音誘発神経応答がどのように変化するかをフラビンタンパク質蛍光イメージングを用いて調べた。また,神経活動の計測は,同一個体のマウスに対して,1ヶ月間繰り返し行った。その結果,AAFとA2では難聴後に神経活動を示す領域が小さくなる傾向が見られた。一方で,A1では,薬剤投与後の数週後に渡り活動領域が大きくなる傾向が見られた。本結果から,末梢に起因する難聴に対する聴覚皮質の変化がサブ領域依存的に異なることが示唆された。

PDFファイルサイズ: 459 Kバイト

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