ハイブリッド膜を用いた神経インタフェース用ジャイアントリポソームの開発
ハイブリッド膜を用いた神経インタフェース用ジャイアントリポソームの開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS6-5
グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2018/09/05
タイトル(英語): Development of giant liposomes for neural interfaces using hybrid membranes
著者名: 新井 雄貴(東京工業大学),榛葉 健太(東京大学),宮本 義孝(東京工業大学),八木 透(東京工業大学)
著者名(英語): Yuki Arai|Kenta Shimba|Yoshitaka Miyamoto|Tohru Yagi
キーワード: ジャイアントリポソーム|静置水和法|アガロースアガロース|giant liposome|natural swelling|agarose
要約(日本語): 人工的な細胞として研究に用いられている1?100μmの大きさのジャイアントリポソームは,神経インタフェースにおいて人工物と神経細胞をつなぐインタフェース部材として利用できる可能性がある。ジャイアントリポソームの調製法の一つである静置水和法は特別な操作を必要としない簡易な方法だが,生成されるリポソームの量は少ない。このため静置水和法のリポソーム生成効率を上げることは重要である。これまでに,アガロースと脂質を合わせたハイブリッド膜に対して同時に静置水和法を行うことでジャイアントリポソームが得られている。また他の先行研究においては,脂質のみの静置水和法を行う際に高温に保つことでより多くの脂質膜がリポソームとなることが確認されている。そこで本研究では,高温下でハイブリッド膜を水和することでジャイアントリポソームを効率的に得ることを目標とする。
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