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培養神経回路網における興奮・抑制性ニューロンの割合に依存した同期活動パターン

培養神経回路網における興奮・抑制性ニューロンの割合に依存した同期活動パターン

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC1-6

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル(英語): Synchronized Activity Patterns Dependent on Ratio of Excitatory and Inhibitory Neuron

著者名: 榛葉 健太(東京大学),小谷 潔(東京大学),神保 泰彦(東京大学)

著者名(英語): Kenta Shimba|Kiyoshi Kotani|Yasuhiko Jimbo

要約(日本語): 大脳皮質の興奮抑制バランスへの外乱は,可塑性により補償できる範囲を超えた場合,中枢神経系の疾患の発症を誘発しうる。本研究では,神経回路網の同期活動を指標として,神経回路網が可塑性により補償できる興奮抑制バランスの範囲の解明を目指す。興奮性および抑制性ニューロンを得るために,マウスiPS細胞からそれぞれ大脳背側および腹側の神経細胞を分化誘導した。免疫組織化学染色法によりグルタミン酸およびGABA作動性ニューロンの割合を評価し,様々な比率で両神経細胞を含む細胞集団が形成されたことを確認した。微小電極アレイを用いて自発活動を記録したところ,興奮性ニューロンの比率が高いネットワークからは全体で同期した活動が計測された。一方,抑制性ニューロンの比率が高い集団からは,顕著な同期活動が計測されなかった。以上は,同期活動の発生には興奮抑制ニューロンのバランスが重要であることを示唆する。

PDFファイルサイズ: 667 Kバイト

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