末梢神経系細胞の新規誘導技術の開発

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC1-7

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル(英語): A Novel Induction Method of Neural Crest Cells and Peripheral Neurons from Pluripotent Stem Cells or Somatic Cells

著者名: 高山 祐三(産業技術総合研究所),若林 玲実(産業技術総合研究所),櫛笥 博子(産業技術総合研究所),木田 泰之(産業技術総合研究所)

著者名(英語): Yuzo Takayama|Tamami Wakabayashi|Hiroko Kushige|Yasuyuki Kida

キーワード: 神経堤細胞|末梢神経|ヒト多能性幹細胞|低分子化合物|neural crest cells|peripheral neurons|human pluripotent stem cells|small molecules

要約(日本語): 我々はこれまでに創薬支援や疾患モデリングへの応用を目的としたヒト臓器間ネットワーの生体外再構築，いわゆるMPS (Microphysiological System)に関する研究を行ってきており，特に様々な臓器への神経支配を再現することに注目してきた。生体内の様々な臓器・細胞組織の機能や構造制御，及び感覚認識に重要な役割を果たしているが末梢神経系である。よって末梢神経系を構成する自律神経・感覚細胞をはじめとした種々の神経細胞を誘導し様々な組織細胞と機能的結合を形成させることが重要なアプローチになると考えられる。我々はこれまでにヒト多能性幹細胞からの末梢神経誘導の新技術，および薬物を用いた細胞加工技術による末梢神経系誘導技術の開発を行ってきた。これまでの実験結果を学会にて詳細に報告し，様々に議論したい。

PDFファイルサイズ: 459 Kバイト