ノナポア支持型脂質二重膜の自発展開法

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC1-13

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル(英語): Lipid bilayer formed by self-spreading method over nano-pores

著者名: 彭 祖癸(東京工業大学),榛葉 健太(東京大学),宮本 義孝(東京工業大学),八木 透(東京工業大学)

著者名(英語): Zugui Peng|Kenta Shimba|Yoshitaka Miyamoto|Tohru Yagi

キーワード: 脂質二重膜|メンブレンフィルター|自発展開法自発展開法|LIPID BILAYER|MEMBRANE FILTER|SELF-SPREADING

要約(日本語): 近年，医薬品のうち，約70 ％は膜タンパク質を標的としており，膜タンパクによる分析・評価系の確立とコストダウンは重要な課題である。これまでに，人工的に構成した脂質二重膜に膜タンパク質を導入することで，低ノイズ環境下で膜タンパク質の機能を分析・評価する手法が各所で提案されてきた。しかしながら，従来の膜形成手法では，物理的な安定性と膜タンパク質の機能性を両立し，脂質二重膜を形成できなかった。そこで，本研究では，自発展開法を用いて，ナノポアフィルム上に脂質二重膜を形成させ，膜の安定性と膜タンパク質の機能性を両立する脂質二重膜の形成を目的とする。

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