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音響外傷に伴う聴覚野の周波数マップの可塑的変化
音響外傷に伴う聴覚野の周波数マップの可塑的変化
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カテゴリ: 部門大会
論文No: TC1-27
グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2018/09/05
タイトル(英語): Map Plasticity in Auditory Cortex Following Acoustic Trauma
著者名: 和家 尚希(東京大学),磯口(白松) 知世(東京大学),高橋 宏知(東京大学)
著者名(英語): Naoki Wake|Tomoyo S.Isoguchi|Hirokazu Takahashi
キーワード: 聴覚野|周波数マップ|音響外傷|ラット|auditory cortex|tonotopy|acoustic trauma|rat
要約(日本語): 音響外傷は,聴覚神経系の反応特性に可塑的な変化を引き起こす。代表的な変化は,聴覚野の周波数反応特性を空間にマップした「周波数マップ」の変化である。音響外傷がもたらす聴覚野の周波数マップの変化は,視床の周波数マップの変化の影響を強く受けることが示唆されているものの,聴覚野内の修飾の影響をどれほど受けるのかは,明らかになっていない。そこで本研究は,強大音暴露による音響外傷モデルラットの聴覚野内皮質第4層の神経活動を計測した。視床からの入力情報である細胞外電位と,皮質の出力情報である発火頻度からそれぞれ周波数マップを推定し,比較した。その結果,発火頻度に基づく周波数マップでは,細胞外電位に基づく周波数マップと比べ,低周波数の入力に対する反応性が増加していることが示された。この結果は,音響外傷がもたらす聴覚野の周波数マップの可塑的変化には,聴覚野内の修飾が関わることを示唆する。
PDFファイルサイズ: 959 Kバイト
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