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聴覚系における集団符号化の簡易計算モデル ―2つの目的関数における最適受容野の比較―

聴覚系における集団符号化の簡易計算モデル ―2つの目的関数における最適受容野の比較―

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC1-30

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル(英語): Population coding of a simple computational model in an auditory system: comparison of optimal spectral receptive fields under two objective functions

著者名: 舘野 高(北海道大学)

著者名(英語): Takashi Tateno()

キーワード: 聴覚系|計算原理|周波数受容野周波数受容野|auditory system|computational principle|frequency receptive field

要約(日本語): 初期視覚系の計算原理として,末梢系への入力画像と中枢系への出力との間の相互情報量の最大化と入力画像とその復号化画像の誤差の最小化の2つの原理が提案されている。一方,聴覚系には,相互情報量の最大化の原理を応用した先行研究があるが,他方の原理の応用例は未だ報告されていない。そこで,本研究報告では,まず,初期視覚系の2つの計算原理を聴覚系に適用する方法論について,解析解が得られる場合の枠組みを中心に述べる。次に,3層のフィードフォワードネットワーク構造をもつ線形な神経回路網において,各ユニットへの入力信号が独立な正規分布に従う簡易モデルの目的関数の最適化から得れる周波数受容野について述べる。最後に,ユニット間に特定の相関をもつ入力信号に対して,2つの目的関数の最適化から得られる周波数受容野を数値的に計算し,両者の違いについて議論する。そして,今後に考えられる幾つかの検証実験について提案を行う。

PDFファイルサイズ: 669 Kバイト

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