入出力データを用いたPFC設計法による予測フィードフォワード入力を有するASPR性に基づいた適応出力フィードバック制御

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC5-9

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル(英語): ASPR based Adaptive Output Feedback Control with Output Predictive Feedforward Input via Input-Output Date based PFC Design

著者名: 村上 智史(熊本大学),水本 郁朗(熊本大学),増田 士朗(首都大学東京)

著者名(英語): Satoshi Murakami|Ikuro Mizumoto|Shiro Masuda

キーワード: 適応出力フィードバック制御|予測制御|データ駆動|PFC|ASPR

要約(日本語): 制御対象のASPR性を利用して制御系の安定性を保証し，構造や次数の不確かなシステムに対して並列フィードフォワード補償器（PFC）を付加して対象システムを低次元化することで構造が簡単となる出力推定器を用いた予測制御手法が提案されている。この手法ではPFCの設計において，ノミナルモデルを必要としている。しかし，ノミナルモデルを得るためには多くの実験が必要となり，実用性の観点からすれば時間や費用がかかることが問題となる。一方で，PFCの設計において，1回の閉ループ実験やステップ応答などによる入出力データから直接PFCを設計する手法が提案されている。本報告では，この手法を予測制御手法に対するPFCの設計法として適用する。そして，数値シミュレーションにより提案手法の有効性を検証する。

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