商品情報にスキップ
1 1

テールフィードバック型LC VCOの自己バイアスによる発振開始の安定性の改善

テールフィードバック型LC VCOの自己バイアスによる発振開始の安定性の改善

通常価格 ¥440 JPY
通常価格 セール価格 ¥440 JPY
セール 売り切れ
税込

カテゴリ: 部門大会

論文No: TC6-3

グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2018/09/05

タイトル(英語): A robust start-up tail-feedback LC-VCO with adaptive self-bias

著者名: 伴野 柊司(東京理科大学),兵庫 明(東京理科大学),松浦 達治(東京理科大学),岸田 亮(東京理科大学)

著者名(英語): Shuji Banno|Akira Hyogo|Tatsuji Matsuura|Ryo Kishida

キーワード: テールフィードバック|電圧制御発振器|C級|スタートアップ|低消費電力アダプティブバイアス|tail-feedback|VCO|Class-C|startup|low paweradaptive bias

要約(日本語): 無線通信機器に用いられるVCOには,低消費電力,低位相雑音なものが求められている。この両方を達成する構成の一つに,テールフィードバック型LC VCOというものがある。これは,テールトランジスタをC級動作させることによって低消費電力化,低位相雑音化を狙っている。しかしC級動作させるために発振開始時にバイアス電圧を低くしすぎるとトランジスタが導通しないことから,C級動作と発振開始の安定性との間にはトレードオフが生じることがわかっている。本研究ではテールフィードバック型LC VCOに対して,このトレードオフを解消する新たな手法として自己バイアス構成を提案する。これはテールトランジスタを,RCフィルタを通した疑似的なダイオード接続にすることによってテールトランジスタのドレイン電位からアダプティブなバイアス電圧を生成する。この提案により発振周波数が2.44GHzでオフセット周波数1MHzのときFoMが-190dBc/Hzとなった。

PDFファイルサイズ: 924 Kバイト

販売タイプ
書籍サイズ
ページ数
詳細を表示する