Local Sweep Digitizing方式による2GHzBW変調信号計測
Local Sweep Digitizing方式による2GHzBW変調信号計測
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC6-5
グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2018/09/05
タイトル(英語): Local Sweep Digitizing Method for 2GHzBW Modulation Signal Measurement
著者名: 楠 圭介(アドバンテスト),清水 延浩(アドバンテスト),青木 芳之(アドバンテスト),浅見 幸司(アドバンテスト)
著者名(英語): Keisuke Kusunoki|Nobuhiro Shimizu|Yoshiyuki Aoki|Koji Asami
キーワード: 5G|無線 LAN|波形デジタイザ|サブバンド合成|5G|Wireless LAN|Waveform digitizer|Subband synthesis
要約(日本語): 近年,無線通信では広帯域化が進んでおり,第5世代移動通信(5G)では800MHz,無線LAN (IEEE802.11ad)では約2GHzの帯域幅が採用されている。そのため,これらの通信で使用されるデバイスを評価するためには,広帯域の波形デジタイザが必要となる。本論文では,2GHzに及ぶ広帯域信号を,安価に精度よく取り込む「Local Sweep Digitizing方式」について報告する。高い周波数で送信される広帯域の信号を中間周波数へダウンコンバートしながら数百MHzの周波数チャネルへ分解し,低速の波形デジタイザにより各チャネルごとに取り込む手法である。取り込んだ波形は,後段のデジタル処理により合成する。このとき,各チャネルのキャリヤ位相や変換ゲインを合わせるための補正処理を施している。本手法では,単一の低速高分解能のAD変換器で広帯域信号を取り込むことができ,Local Sweep部の調整により取り込む帯域幅の調整も可能である。
PDFファイルサイズ: 567 Kバイト
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