画像処理によるEye Glance入力インタフェースの多選択肢化に関する検討
画像処理によるEye Glance入力インタフェースの多選択肢化に関する検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC15-3
グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2018/09/05
タイトル(英語): A Multiple Choices Method for Eye Glance Input Interface by Image Processing
著者名: 明比 宏太(電気通信大学),Marzieh Aliabadi Farahani(電気通信大学),水戸 和幸(電気通信大学),板倉 直明(電気通信大学),水野 統太(電気通信大学)
著者名(英語): Kota Akehi|Aliabadi Farahani Marzie|Tota Mizuno|Kazuyuki Mito|Naoaki Itakura
キーワード: 視線入力|入力インタフェース|eye-gaze input|input interface
要約(日本語): 手を使わない入力方法として,眼球運動を用いた視線入力インタフェースが研究されている。主流である注視入力は,画面や注視対象の小型化に伴って要求される精度が高くなり,利用が難しい。これに対し我々は,画面の四隅のいずれかを一瞬見る動作を入力とするEye Glance入力インタフェースを提案している。この手法では,視線の移動方向が推定できればよいため,高い計測精度を必要とせずに高い判別率で入力を行うことができる。先行研究で,視線移動の計測を安価なwebカメラを使用して非接触な状態で行い,画面隅を見る時間の長さによって入力を2種類に分け,1度に呈示する選択肢を従来の4つから8つに増加させることができた。これにより,2回の入力動作を行うことで64個の選択肢を実現できる可能性が示唆された。そこで,本研究では,実際に64選択肢を呈示して入力実験を行い,判別率や入力にかかった時間から,インタフェースとしての有用性を検証する。
PDFファイルサイズ: 662 Kバイト
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