自動二輪車運転技能計測装置の開発―旋回時のバンク角計測―
自動二輪車運転技能計測装置の開発―旋回時のバンク角計測―
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC17-2
グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2018/09/05
タイトル(英語): Development of Motorcycle Riding Skill Measurement Device - Measurement of Bank Angle in Cornering
著者名: 藤江 遼河(松江工業高等専門学校),片山 優(松江工業高等専門学校),本多 将和(松江工業高等専門学校)
著者名(英語): Ryoga Fujie|Masaru Katayama|Masakazu Honda
キーワード: 自動二輪車|運転技能|バンク角計測バンク角計測|Motorcycle|Riding skill|Measurement of bank angle
要約(日本語): 近年,二輪車に乗った中高年齢層の交通事故死者数が増加し問題となっている。これは,若い頃に免許を取得しながら,仕事や子育て等を理由に二輪車に乗らなくなったが,生活に余裕が出てきたことを機に再び乗り始める「リターンライダー」の増加が背景にある。こうした背景の下,全国各地で二輪車の安全運転講習会が開催されている。そこでの指導方法は熟練者の実演や口頭による指導が中心であるため,受講者には分かり難く,技能向上には長期間の訓練が必要である。そこで,運転者が二輪車に加える操作量や二輪車各部の状態をセンサによって計測する運転技能計測装置を作成し,運転技能を定量化することで,運転者が自らの運転技能を認識し,高い効率で運転技能の向上が図れる。また,指導者のアドバイスがより具体的になる。本研究では,旋回時の車体の傾きであるバンク角の計測装置を作成し,熟練度の異なる運転者のバンク角を計測・評価した。
PDFファイルサイズ: 822 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
