熊本城石垣復興支援のための石材輪郭抽出
熊本城石垣復興支援のための石材輪郭抽出
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC19-5
グループ名: 【C】平成30年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2018/09/05
タイトル(英語): Extraction Method of Stone Contour for Support of ISHIGAKI Retrieval on Kumamoto Castle
著者名: 戸田 真志(熊本大学),井上 健太郎(熊本大学),上瀧 剛(熊本大学),岸上 剛士(凸版印刷)
著者名(英語): Masashi Toda|Kentaro Inoue|Go Koutaki|Tsuyoshi Kishigami
キーワード: 熊本城|石材輪郭|石垣|画像処理|グラフカット|Kumamoto Castle|Stone Contour|ISHIGAKI|Image Processing|Graph Cut
要約(日本語): 2016年4月に発災した熊本地震は,熊本県内を中心に多くの被害を与えた。熊本観光の中心であり,且つ,熊本県民の精神的支柱である熊本城も例外ではなく,殊,武者返しで有名な石垣は,随所で崩壊し,その復旧は急務である。石垣の復旧には,崩落した石材が,元々石垣のどの場所にあったかの特定が重要である。熊本大学では,震災復興プロジェクトのひとつとして,被災前の石垣に関する情報と崩落後の石材情報の照合により,崩落石材の元の位置を特定するシステムの開発を進めている。この照合作業には石材の輪郭情報が重要であるが,現在は,手動で抽出しており,効率化が求められている。本発表では,熊本城石垣復興における画像処理技術の役割を概観するのと同時に,石材位置特定技術の鍵となる石材輪郭の抽出技術について紹介する。
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