クローラクレーンにおける振れ角推定のための音響信号処理と屋外実験
クローラクレーンにおける振れ角推定のための音響信号処理と屋外実験
カテゴリ: 研究会(論文単位)
論文No: CT19109
グループ名: 【C】電子・情報・システム部門 制御研究会
発行日: 2019/07/19
タイトル(英語): Acoustic signal processing and A field experiment for sway angle estimation on Crawler crane system
著者名: 堀江 直貴(広島大学),中本 昌由(広島大学),山本 透(広島大学)
著者名(英語): Naoki Horie(Hiroshima University),Masayoshi Nakamoto(Hiroshima University),Toru Yamamoto(Hiroshima University)
キーワード: 音響ソフトセンサ|クローラクレーン|マイクロホン|相関関数|共振器|屋外実験|Acoustic soft-sensor|crawler crane|microphones|correlation function|frequency resonator|field experiment
要約(日本語): クローラクレーンは建設現場や工場など様々な場面で活用されている.このようなクレーンは吊り荷を運搬するときに吊り荷が振れてしまい,安全性や作業効率の観点から吊り荷の振れ止め制御を行うことが求められる.しかしながら,クレーンの振れ止め制御を行うには吊り荷の振れ角の検出が必要となる.クレーンは大型機械であり直接計測することが困難であるため振れ角の検出方法が問題となる.そこで本研究では音響信号とマイクロホンを用いて間接的に振れ角の計測する.また実際のクレーンに適用していく上では様々なノイズが含まれてしまうため,ディジタル共振器を用いた音響信号処理方法を提案するとともに実際の屋外で音を測定し信号処理をした結果を示す.
要約(英語): Crawler crane are well used in many industrial situation.For anti-sway control of a crawler crane, a sway angle must be estimated.We show a measurement method of the angle by using three microphones.Where, we propose acoustic signal processing with frequency resonator.From field experiment results, the accuracy of sway angle estimation can be improved by applying frequency resonator.
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,539 Kバイト
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