静電モータを駆動するマイクロブレインチップの開発
静電モータを駆動するマイクロブレインチップの開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS1-2
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): Development of Micro Brain Chip for Driving Electrostatic Motor
著者名: 佐々木 拓郎(日本大学),黒澤 実花(日本大学),小原 正也(日本大学),早川 雄一朗(日本大学),野口 大輔(日本大学),金子 美泉(日本大学),内木場 文男(日本大学),齊藤 健(日本大学)
著者名(英語): Takuro Sasaki|Mika Kurosawa|Masaya Ohara|Yuichiro Hayakawa|Daisuke Noguchi|Minami Kaneko|Fumio Uchikoba|Ken Saito
キーワード: ハードウェアニューラルネットワーク|マイクロロボット|MEMS|静電モータ|Hardware Neural Networks|Microrobot|MEMS|Electrostatic Motor
要約(日本語): 我々はマイクロブレインチップで制御可能な,昆虫型マイクロロボットについて研究を行っている。先に我々は,昆虫型マイクロロボットに形状記憶合金アクチュエータを搭載し,外部からの電源供給下での歩行に成功した。しかし,小型の電源による電源供給が困難であるため,低消費電力化に向けて静電モータによる駆動を目指している。静電モータの駆動回路を昆虫型マイクロロボットに搭載するためには,駆動波形を生成可能なICチップが必要である。そこで,静電モータを駆動可能なマイクロブレインチップについて新たに検討した。静電モータの駆動波形は50~100Hz程度の逆位相の2相方形波である。3MHzで発振する基本回路を100Hzまで低周波化するためは,通常大きなコンデンサ容量が必要である。製作したマイクロブレインチップはニューラルネットワークで大きな遅延を行い,50~100Hzの方形波の出力に成功したので報告する。
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