住宅用太陽光発電設備所有者の仮想発電所参加時の価値と利害衝突の評価
住宅用太陽光発電設備所有者の仮想発電所参加時の価値と利害衝突の評価
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS3-5
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): Evaluation of the Value and Conflict of Interests of Residential Photovoltaic Power Plant Owners in a Virtual Power Plant
著者名: 内藤 圭太(九州大学),船木 亮平(九州大学),村田 純一(九州大学)
著者名(英語): Keita Naito()
キーワード: 仮想発電所|再生可能エネルギー発電|最適化|デマンドレスポンス|エネルギーマネジメント
要約(日本語): 複数のリソースを組み合わせて構成される仮想発電所は,発電量が気象に依存する再生可能エネルギー発電の導入に有効とされる。しかし,仮想発電所全体としての利害と仮想発電所にリソースを提供しているリソース所有者の利害は必ずしも一致しない。この利害衝突を評価し,仮想発電所への参加価値を見積もることが本研究の目的である。本研究では,住宅用太陽光発電設備所有者を対象とする。また,蓄電装置も所有している場合も想定する。リソース所有者は売電を行うだけでなくデマンドレスポンスにも参加する。リソース所有者と仮想発電所の間の利害衝突は,リソース所有者が仮想発電所から制御指令を受けた時に発生し,種類として金銭的なものと電力使用量の増減に起因する快適度に関するものがある。これらの利害衝突を評価し,制御指令への対応力や受ける利害衝突の度合いに基づいて,蓄電装置の価格に応じたリソース所有者の仮想発電所参加価値を評価する。
PDFファイルサイズ: 709 Kバイト
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