概念階層ネットワークを用いた対話的観光情報推薦システム

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS4-4

グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2019/08/28

タイトル(英語): Interactive Tourism Information Recommendation System Using Multi-layered Concept Network

著者名: 立道 聖大(東海大学),山内 あずさ(東海大学),今村 誠(東海大学)

著者名(英語): Syouta Tatemichi|Azusa Yamauchi|Makoto Imamura

キーワード: SNS|観光情報|対話システム|概念階層|SNS|Tourism information|Dialogue system|Concept network

要約(日本語): 従来は，旅行者が観光スポットを決定する際，旅行会社や観光協会のWebサイトなど「サービス提供側」が発信する情報が主に用いられていた。しかし，近年はSNSに投稿された口コミなどを見て，その場所に興味をもった結果，旅行先を決定する場合が増えている。これは旅行者のニーズが，「サービス提供側」が発信する情報だけでなく，「消費者視点」で発信される情報に影響されるようになったためである。しかし，SNSや観光スポットに関する膨大な情報源から自分が好む観光スポットを選ぶには多くの時間と手間が必要になる。本論文では，情報推薦対話に必要なドメイン知識を表現するための構造として『概念階層ネットワーク』を提案し，旅行者との対話によって，ネットワークをWebデータから構築する方式，さらに，ネットワークの状態から「意図の推定」，「意図の質問」，「推薦情報の提示」などの発話を生成するための制御方式を提案する。

PDFファイルサイズ: 852 Kバイト