生体情報を活用した次世代生産システムに関する検討
生体情報を活用した次世代生産システムに関する検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS7-5
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): A study of next-generation production system using biological information of workers
著者名: 藤田 秀平(三菱電機),高見 愛(三菱電機),原内 聡(三菱電機)
著者名(英語): Shuhei Fujita|Ai Takami|Satoshi Harauchi
キーワード: 生体情報|集中度|疲労度|作業員|作業効率生産システム|biological information|concentration|fatigue|worker|work efficiencyproduction system
要約(日本語): 工場を始めとする生産現場においては,作業効率の向上を目的として生産ラインで様々なムダ取りが実施されてきた。しかし,労働環境が大きく変化している昨今では,作業員の特性や潜在的な能力,集中や疲労の度合い等の心身状態を考慮し各員の状態に適した作業を割り当てる必要がある。本稿では,作業効率や働きやすさの向上を図るため,生体情報を活用した次世代生産システムに関して提案する。本システムは,ウェアラブル端末を用いて心拍等の生体情報を取得し,同時に累計作業台数等の作業実績に係る生産情報を取得する。次に,生体情報のみを用いて心身状態を推定(一次推定)し,推定結果に生産情報を考慮して再度推定(二次推定)を行う。更に,推定結果に基づいて作業の継続可否を判定し,継続困難な場合は適切な作業の割り当てを行う。このように,心身状態に基づいた作業の割り当てを行うことで,作業効率や働きやすさの向上を図ることができる。
PDFファイルサイズ: 737 Kバイト
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