数式処理型高速分配制御を用いた多入出力システムの予測制御

カテゴリ: 部門大会

論文No: GS11-3

グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2019/08/28

タイトル(英語): Predictive Control for Multi-Input Multi-Output System by Fast Distribution Based on Formula Manipulation

著者名: 桐生 智志(富士電機),丹下 吉雄(富士電機),飯坂 達也(富士電機),松井 哲郎(富士電機)

著者名(英語): Satoshi Kiryu|Yoshio Tange|Tatsuya Iizaka|Tetsuro Matsui

キーワード: 最適化|数式処理|予測制御予測制御|Optimization|Formula manipulation|Predictive Control

要約(日本語): 当社ではエッジデバイス上で実行可能な高速分配制御を実現するため，数式処理型分配制御技術を開発している。これまでに，負荷の分配問題に対して高速に最適化計算が可能なことを確認するとともに，重みの導入やテーブル化などの拡張技術の開発を行ってきた。今回，多入力多出力システムの予測制御に数式処理型分配制御を適用する方法の検討を行った。具体的には，入力変数と出力変数の間の線形回帰式と入力変数の変化率制約を考慮しつつ，未来予測を行いながら，参照軌道と出力が一致するような入力変数値を数式処理型分配制御によって計算をする方法について検討を行った。例題として，2入力2出力の干渉のある冷凍サイクルを模擬したプラントモデルに適用し，PID制御を用いた場合との性能比較を行った。

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