RPLに基づく疎なネットワーク向け経路選択アルゴリズム
RPLに基づく疎なネットワーク向け経路選択アルゴリズム
カテゴリ: 部門大会
論文No: GS14-9
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): Routing Algorithm based on RPL for a network placed nodes sparsely
著者名: 岩澤 永照(鉄道総合技術研究所),羽田 明生(鉄道総合技術研究所),岩城 詞也(鉄道総合技術研究所)
著者名(英語): Nagateru Iwasawa|Akio Hada|Nariya Iwaki
キーワード: 状態監視|無線センサネットワーク|経路選択アルゴリズム|プロトコル|RPL|Condition monitoring|Wireless sensor network|Routing algorithm|Protocol|RPL
要約(日本語): メンテナンスを効率化するために,無線センサネットワークでデータを集め,鉄道設備の状態を指令や保守拠点で監視するシステムに関する検討が進められている。しかし,鉄道沿線のように無線センサが疎に配置される箇所が存在するネットワークでは,伝送環境劣化時の迂回経路が少なく,適切な経路を選択しなければデータ到達率が低下する可能性がある。そこで,RPLを基に,無線センサが疎に配置されるネットワークを対象として,データ到達率を向上する経路選択アルゴリズムの検討を行った。そして,ホップ数に加えて,RSSIや過去の伝送結果等,ネットワークのトラフィックに負荷をかけない情報から適切に経路を選択するアルゴリズムを提案した。さらに,提案アルゴリズムを実機に実装して,伝送環境の劣化を模擬した実験を実施した結果,データ到達率を約10%改善した。本稿では,提案アルゴリズムと検証試験結果について報告する。
PDFファイルサイズ: 577 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
