蓄積ストレス評価のための爪画像解析
蓄積ストレス評価のための爪画像解析
カテゴリ: 部門大会
論文No: MC1-3
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): Nail Image Analysis Method for accumulation stress evaluation
著者名: 島本 和樹(徳島大学),伊藤 伸一(徳島大学),伊藤 桃代(徳島大学),福見 稔(徳島大学)
著者名(英語): Kazuki Shimamoto|Shinichi Ito|Momoyo Ito|Minoru Fukumi
キーワード: ヒューマンセンシング|ストレス|画像処理|社会システム|Human sensing|stress|Image processing|Social system
要約(日本語): 本研究では蓄積ストレスを日常的に評価できるシステムを構築するための新たな試料として,爪画像に注目する。また,爪画像から爪半月部分の高さを抽出する手法を提案する。提案手法は,HSV表色系変換,指先検出,爪半月のエッジ検出で構成される。HSV表色系変換は,色情報などを直感的に扱いやすくするために行う。また,指先検出では,Value値を用いた2値化によって背景部分と指先部分の分離を行う。さらに,爪半月のエッジ検出では,爪甲と爪半月のエッジを検出することで爪半月の高さを算出する。ここでは,Hue値のヒストグラムを用いたエッジ探索を行う。最後に,ストレスタスクを与えた被験者と与えていない被験者に対して爪画像を撮影し,どのような傾向があるのか解析を行った。その結果,従来手法で蓄積ストレスがある可能性が高い被験者と蓄積ストレスがない可能性が高い被験者で妥当だと考えられる結果が確認された。
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