配水末端における水圧データロガーを用いた余剰圧力推定
配水末端における水圧データロガーを用いた余剰圧力推定
カテゴリ: 部門大会
論文No: OS6-11
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): Surplus Pressure Estimation with Water Pressure Sensors in Water Distribution Networks
著者名: 山原 裕之(東芝インフラシステムズ),松本 隼(東芝インフラシステムズ),横川 勝也(東芝インフラシステムズ),黒川 太(東芝インフラシステムズ),横山 雄(東芝インフラシステムズ),平岡 由紀夫(東芝インフラシステムズ)
著者名(英語): Hiroyuki Yamahara|Jun Matsumoto|Katsuya Yokokawa|Futoshi Kurokawa|Suguru Yokoyama|Yukio Hiraoka
キーワード: 配水管網|余剰圧力|推定推定|Water Distribution Network|Surplus Pressure|Estimation
要約(日本語): 配水管網における余剰圧力を削減して最適な水圧にコントロールすることで,配水に関わるエネルギーを削減することができる。圧力制御方法のひとつとして,センサで取得した末端圧力の値を監視しながら,必要最低限の圧力を維持し,かつ余剰が無いように適切な値に制御する,末端圧力制御が挙げられる。しかし,予算や電源供給の地理的制約の観点から,監視のために圧力計を常設することが困難な場合がある。そこで本論文では,末端圧力の監視対象となる地点に水圧データロガーを一時的に設置することで収集した末端圧力の実測値と,配水施設からの吐出圧力および配水流量の関係性を機械学習でモデル化し,末端圧力を推定する手法を提案する。実データを用いたシミュレーションの結果,平均誤差1mAq以下の推定精度を実現できる可能性を得た。
PDFファイルサイズ: 1,342 Kバイト
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