動的モード分解による心エコー動画の解析
動的モード分解による心エコー動画の解析
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS1-7
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): Analysis of Echocardiographic Video by Dynamic Mode Decomposition
著者名: 水野 秀哉(東京大学),小根山 冬樹(東京大学),杉野 正和(東京大学),小谷 潔(東京大学),神保 泰彦(東京大学)
著者名(英語): Shuya Mizuno|Fuyuki Oneyama|Masato Sugino|Kiyoshi Kotani|Yasuhiko Jimbo
キーワード: 動的モード分解|超音波検査|心エコー検査|時系列分析|Dynamic Mode Decomposition|Ultrasonography|Echocardiography|Time Series Analysis
要約(日本語): 生体の検査を行う際,非侵襲で患者にとって無害であり,簡便であることから,超音波診断装置を用いた検査が多く行われている。超音波検査は,リアルタイムの情報取得が可能であり,身体内部の動的な情報を映像として評価できるため,心臓の検査や妊婦検診など幅広い分野で活用されている。しかし,超音波の送受信源であるプローブを検査対象へ接触させる際,検査を行うために必要な情報が表れている映像を取得するには,熟練者による適切な制御が必要となるため,熟練者の負担となる上,非熟練者が超音波計測を行うことは困難である。この問題を解決するため,プローブをロボットにより制御し検査者の支援や代替を目指す研究が行われている。本研究では,熟練者によって取得された心臓の超音波映像(心エコー動画)の動的モード分解による解析を行う。将来的には,この解析結果を用いて,自律型ロボットに適切な映像を取得させるなどの応用が考えられる。
PDFファイルサイズ: 493 Kバイト
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