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マウス聴覚皮質におけるgap誘発神経応答の耳鳴り状態依存的な変化

マウス聴覚皮質におけるgap誘発神経応答の耳鳴り状態依存的な変化

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カテゴリ: 部門大会

論文No: PS2-1

グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2019/08/28

タイトル(英語): Tinnitus-related changes in gap-evoked neural responses in the mouse auditory cortex

著者名: 簗田 元揮(北海道大学),中島 優花(北海道大学),舘野 高(北海道大学),西川 淳(北海道大学)

著者名(英語): Motoki Yanada|Yuka Nakajima|Takashi Tateno|Jun Nishikawa

キーワード: ギャップ検出|聴覚皮質|耳鳴り|サリチル酸ナトリウム|マウス|Gap detection|Auditory cortex|Tinnitus|Sodium salicylate|Mouse

要約(日本語): gap detectionは持続音中に存在する無音区間(gap)を検出することであり,耳鳴りによってその検出が阻害されることが知られている。しかし,その神経メカニズムについては未知の部分が多い。そこで本研究では,行動実験から示される耳鳴り症状と聴覚皮質における神経活動の関連性に注目することにより,耳鳴りによるgap detection阻害の神経科学的機序を明らかにする。まず,耳鳴り誘導剤であるサリチル酸ナトリウムを投与したマウスではgapの検出が困難になることを行動実験により示した。さらに,gap音を呈示した際の聴覚皮質における神経応答をサリチル酸投与前後で比較した結果,耳鳴りによるgap detectionの阻害メカニズムにはgapのオンセットに対する神経応答が関わる可能性が示唆された。こうした知見は,耳鳴りにおける聴覚皮質の関与とその神経機序に関して重要な示唆を与えると期待される。

PDFファイルサイズ: 521 Kバイト

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