ナイキスト周波数に伝送零点を有する単一演算増幅器型4次スイッチトキャパシタ低域通過フィルタ

カテゴリ: 部門大会

論文No: PS6-1

グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2019/08/28

タイトル(英語): Single Operational Amplifier Based 4th-order Switched-Capacitor Low-Pass Filters with a Transfer Zero at Nyquist Frequency

著者名: 邵 唯唯(東京工業大学),高木 茂孝(東京工業大学),佐藤 広生(東京工業大学)

著者名(英語): Weiwei Shao|Shigetaka Takagi|Hiroki Sato

キーワード: スイッチトキャパシタフィルタ|4次低域通過フィルタ|単一演算増幅器|ナイキスト周波数|Switched-Capacitor Filters|4th-order Low-Pass Filters|Single Operational Amplifier|Nyquist Frequency

要約(日本語): 近年，通信製品で音声信号等の低周波の信号を処理する際に，フィルタの集積化・低消費電力化が望まれている。スイッチトキャパシタ(SC)フィルタは集積回路中で非常に好都合であるフィルタとして知られている。また，従来の高次フィルタの構成法には，次数の増加に伴って演算増幅器の数が増え，面積や消費電力が増加するという問題がある。面積と消費電力を低減させるため，単一演算増幅器型高次フィルタの研究がなされてきた。本文には，先行研究で提案された低域通過フィルタの減衰特性が悪いという問題を改善することを目指し，寄生容量の影響を補償する条件を満たし，ナイキスト周波数に伝送零点を有する単一演算増幅器型4次低域通過フィルタを構成する方法を提案している。

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