損失を考慮したミアンダインダクタの3次元形状最適化
損失を考慮したミアンダインダクタの3次元形状最適化
カテゴリ: 部門大会
論文No: PS6-2
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): Three-dimensional Optimization of Meander Inductor Considering Power Loss
著者名: 佐々木 隆宏(北海道大学),五十嵐 一(北海道大学)
著者名(英語): Takahiro Sasaki|Hajime Igarashi
キーワード: ミアンダインダクタ|パラメータ最適化|マイクロ遺伝的アルゴリズムマイクロ遺伝的アルゴリズム|Meander inductor|Parameter optimization|Micro genetic algorithm
要約(日本語): インダクタは,スマートフォンから電気自動車に至るまで,電気製品に使用される主要な電子部品の1つである。近年,ミアンダインダクタは駆動周波数の上昇や構造の簡易化のために広く利用されている。ミアンダインダクタの設計においては,インダクタ形状が指定されたインダクタンスを有するように決定する。加えて,可能な限り損失を小さくしなければならない。従来インダクタの設計は,設計・試作・実験を繰り返すことで行われてきたが,このようなアプローチは長い開発時間を要するため,計算機による設計最適化の実現が望まれてきた。本研究では,マイクロ遺伝的アルゴリズム(μGA)および有限要素法(FEM)を用い,ミアンダインダクタの三次元形状最適化を実現する方法を開発した。本手法により,所定のインダクタンス値を持ちつつ損失が最小となるインダクタ構造が得られることを示す。
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