複数制約条件を持つマイクロホンアレーの指向性設計

カテゴリ: 部門大会

論文No: PS6-6

グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2019/08/28

タイトル(英語): Design of Microphone Array Directivity with Multiple Constraints

著者名: 並木 敬太郎(東京電機大学),陶山 健仁(東京電機大学)

著者名(英語): Keitarou Namiki|Suyama Kenji

キーワード: マイクロホンアレー|IIRフィルタ|振幅隆起振幅隆起|microphone array|IIR filter|excess magnitude ripple

要約(日本語): 本研究では，IIR(Infinite Impulse Response)フィルタを用いたマイクロホンアレーの指向性の設計法を提案する。一般に，IIRフィルタの直接設計では振幅特性に遷移域を設定する。近似問題における遷移域の設定は，設計の自由度を向上させる。本研究はミニマックス近似を用い設計を行っている。すなわち，近似帯域内の最大誤差の最小化が目的であり，最大誤差の低減には，近似帯域内の誤差を遷移域に蓄積すればよい。しかしこのとき，遷移域に振幅隆起が発生する傾向が高い。本研究では，このことに対し目的関数にペナルティを付加し，振幅隆起を抑圧する。設計例より提案法の有効性を示す。

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