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情動が聴覚野に及ぼす影響

情動が聴覚野に及ぼす影響

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC1-5

グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2019/08/28

タイトル(英語): Effect of emotion on auditory cortex

著者名: 飯島 健太(東京電機大学),田中 慶太(東京電機大学)

著者名(英語): Kenta Iijima()

キーワード: 脳磁図|聴性定常応答|情動情動|MEG|Auditory Steady State Response|Emotion

要約(日本語): 情動とは一時的で急激な感情の動きである。ヒトの情動をアンケートなどにより推定すると,その時のヒトの状態などのバイアスによって,情動を十分に反映できないという問題がある。本研究では,情動刺激画像(IAPS)を用いて情動を視覚的に喚起し,聴覚刺激によって誘発される聴性定常応答(ASSR)を用いて,ヒトの情動を脳活動から定量的に評価することを目的とする。IAPSは情動の種類(情動価)と喚起強さ(覚醒価)を基準に,覚醒価が低く情動価が平均に近いLANV,覚醒価が高く情動価が高いHAHV,覚醒価が高く情動価が低いHALVの3つに分類された。IAPSにより3種類の情動を喚起し,20Hzで周波数変調した聴覚刺激により誘発されたASSRを脳磁図で計測した。情動の分類ごとに20HzASSRの反応強度が変化するか評価した。その結果,覚醒価が高いときに比べて低いときの方が有意に大きな反応を示した。この結果から,20HzASSRは情動の覚醒価が関係していることが示唆される。

PDFファイルサイズ: 478 Kバイト

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