EMGを用いた筋線維タイプに基づく筋疲労推定モデルの構築
EMGを用いた筋線維タイプに基づく筋疲労推定モデルの構築
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC1-11
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): Estimation Model of Muscle Fatigue Based on Muscle Fiber Type Using Electromyography
著者名: 中島 浩輔(鳥取大学),櫛田 大輔(鳥取大学)
著者名(英語): Kosuke Nakashima|Daisuke Kushida
キーワード: 筋活動電位|筋疲労|筋疲労時間|筋線維タイプ|推定モデル定量化|Electromyography|Muscle Fatigue|Muscle Fatigue Time|Muscle Fiber Type|Estimation ModelQuantification
要約(日本語): 筋力回復のリハビリテーションや筋力トレーニングにおいて,筋の評価は重要である。一般的には理学療法に基づいたトレーニングが行われているが,実際に筋に与えられた影響について定量的な評価はなされていない。そこで著者らは,筋活動電位(EMG)と筋線維タイプ(遅筋線維,中間筋線維,速筋線維)に着目し,EMGの周波数解析を通して筋疲労の定量化を試みていた。その際,各筋線維タイプの使用割合を算出し,遅筋と速筋の使用割合が交差した時間を,筋疲労の定量的指標として「筋疲労時間」と定義していた。さらに著者らは,負荷帯域ごとの筋疲労時間を指数関数でモデル化することで,筋疲労時間を推定する手法も提案していた。本研究では,誤差を含む指標である「筋疲労時間」に対して提案手法の適切な評価,および,構築したモデルの汎化性能について検討する。
PDFファイルサイズ: 1,393 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
