日本語版P300Spellerの性能向上に関する研究
日本語版P300Spellerの性能向上に関する研究
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC1-12
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): Research on the high performance of P300 Speller to input Japanese
著者名: 西 亜莉沙(鹿児島工業高等専門学校),玉利 陽三(鹿児島工業高等専門学校),鎌田 清孝(鹿児島工業高等専門学校),湯ノ口 万友(鹿児島大学)
著者名(英語): Arisa Nishi|Yozo Tamari|Kiyotaka Kamata|Kazutomo Yunokuchi
キーワード: P300Spellser|BCI|日本語入力日本語入力
要約(日本語): BMIは,脳からの信号を計測し,それを利用して機器操作を行い,他者とのコミュニケーションや運動,生活の補助などを行おうとするものであり,医療や介護などの場面において実用化が期待されている。その一つに他者とのコミュニケーションや意思伝達を目的とした文字入力型BMIがあり,事象関連電位であるP300を利用したP300Spellerなどが報告されている。このP300 Spellerの問題点として,1文字あたりの入力時間が長いことが挙げられる。また,現在はアルファベット表記が主流となっており,日本語を入力する際にユーザに負担がかかる。本研究では,日本語入力に適した入力時間短縮が可能な仕様を目指す新たなインタフェースを提案し,入力文字の正答率,1文字あたりの入力時間を従来のインタフェースと比較を行った。提案インタフェースの性能を評価した結果提案型の特徴量が従来型と比較して増加する結果となった。
PDFファイルサイズ: 752 Kバイト
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