FPGAによる確率共鳴回路の設計・試作
FPGAによる確率共鳴回路の設計・試作
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC1-13
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): Trial Production and Design Stochastic Resonance System by FPGA
著者名: 安西 優貴(東京電機大学),塚原 彰彦(東京電機大学),田中 慶太(東京電機大学),内川 義則(東京電機大学)
著者名(英語): Yuki Anzai|Akihiko Tsukahara|Keita Tanaka|Yosinori Uchikawa
キーワード: 確率共鳴|微小信号検出|FPGAFPGA|Stochastic Resonance|Detecting Weak Signal|FPGA
要約(日本語): 確率共鳴現象とは,微小信号にノイズを付加することによって,ある確率のもとで信号の感度が向上する現象である。確率共鳴現象は電子回路で実装することができ,この手法では,確率共鳴回路の並列化によって入出力間の相関係数が向上することが報告されている。確率共鳴回路を機器へ組み込むことができれば,微小信号検出回路としての応用が期待できる。機器への組み込みが期待できる電子回路部品として,FPGAが挙げられる。FPGAは,ハードウェア記述言語によってユーザが任意の回路を構成することができる。このことから,FPGAにおいて確率共鳴回路を構成することができれば,様々な機器へ組み込むことが可能になると考えられる。本研究では,FPGAによって確率共鳴回路を構成し,確率共鳴回路を最大で64個並列化し,検出精度の変化を検討した。その結果,並列化数を増やすことによって相関係数の向上を確認したので報告する。
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