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未熟神経細胞の海馬培養神経回路網への介入が電気刺激による訓練効果に与える変化

未熟神経細胞の海馬培養神経回路網への介入が電気刺激による訓練効果に与える変化

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC4-9

グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2019/08/28

タイトル(英語): Change in Effect of Training of Electrical Stimulation by Integration of Immature Neurons into Cultured Hippocampal Neuronal Network

著者名: 森谷 文香(東京大学),榛葉 健太(東京大学),小谷 潔(東京大学),神保 泰彦(東京大学)

著者名(英語): Fumika Moriya|Kenta Shimba|Kiyoshi Kotani|Yasuhiko Jimbo

要約(日本語): 成体神経新生は,成熟した成体脳内で新たに神経細胞が生まれ,未熟神経細胞が存在し続ける現象である。海馬の成体神経新生は記憶や学習との関連が示唆される一方,その詳細は明らかでない。そこで本研究では,神経回路網レベルで成体神経新生と学習の関連を探るべく,発火しやすい特徴を持つ未熟神経細胞が成熟神経回路網の活動に及ぼす影響について,電気刺激による訓練効果から調べた。安定した発火活動を示す成熟神経回路網に対し,神経幹細胞を播種し未熟神経細胞へ分化させ,自発的な発火活動変化から未熟神経細胞の神経回路網への機能的な介入度を評価した。異なる電気刺激を与えたとき,訓練した特定の刺激とその他の刺激への応答比較から,電気刺激による訓練効果を評価した。以上より,未熟神経細胞の神経回路網への機能的介入度と訓練効果の関係を明らかにした。これは,成体神経新生と学習の関係に対する知見を神経回路網レベルで与える結果である。

PDFファイルサイズ: 1,079 Kバイト

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