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線条体投射ニューロンの周波数応答特性は直接路と間接路で異なる

線条体投射ニューロンの周波数応答特性は直接路と間接路で異なる

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC4-13

グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2019/08/28

タイトル(英語): Differences in frequency response characteristics of striatal direct-pathway and indirect-pathway neurons

著者名: 稲垣 良(大阪大学),笹川 正人(東北大学),小山内 実(大阪大学)

著者名(英語): Ryo Inagaki|Masato Sasagawa|Makoto Osanai

要約(日本語): 大脳基底核線条体は,大脳皮質からの入力を受け運動制御等に関わる重要な部位である。線条体の投射ニューロンは直接路ニューロンと間接路ニューロンに二分され,それぞれ運動の開始と終了に関わっていると考えられているが,その神経回路的メカニズムは不明である。そこで本研究では,入力に対する線条体投射ニューロンの周波数応答特性をカルシウムイメージング法によって検討した。その結果,20 Hz 前後の入力に対して,直接路ニューロンは間接路ニューロンに比べて有意に大きな応答を示した。大脳皮質の 20 Hz 前後の活動は,行動の計画・開始時に観測されることが知られているβ波帯域に相当する。本研究の結果は,行動計画・開始時に直接路が優位に働いている可能性を示唆する。

PDFファイルサイズ: 831 Kバイト

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