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迷走神経刺激による視床-聴皮質の可塑的変化

迷走神経刺激による視床-聴皮質の可塑的変化

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カテゴリ: 部門大会

論文No: TC4-15

グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム

発行日: 2019/08/28

タイトル(英語): Plastic change in auditory thalamus and cortex after vagus nerve stimulation

著者名: 白松(磯口) 知世(東京大学),井林 賢志(アイオワ大学),日露 理英(東京大学),川合 謙介(自治医科大学),高橋 宏知(東京大学)

著者名(英語): Tomoyo Shiramatsu|Kenji Ibayashi|Rie Hitsuyu|Kensuke Kawai|Hirokazu Takahashi

キーワード: 聴覚系|迷走神経刺激|受容野受容野|auditory system|vagus nerve stimulation|receptive field

要約(日本語): 迷走神経刺激 (vagus nerve stimulation; VNS) は,難治性てんかんの発作に対する緩和療法であり,神経伝達物質を介しててんかん発作を抑制するほか,ヒトの認知機能にも影響を及ぼすといわれている。本研究は,VNSが知覚に与える影響を調べるために,ラット聴皮質と視床の受容野がVNS前後でどのように変化するかを調べた。麻酔下のラット聴皮質各層と視床に微小電極アレイを刺入し,純音に対する神経活動から,各計測点の受容野を得た。その結果,VNS後には聴皮質5/6層で受容野の閾値音圧が低下し,聴皮質2/3層と4層では受容野の幅が広がったが,視床の受容野は変化しなかった。この結果は,VNSが大脳皮質に大きく影響する一方で,皮質下の神経活動に与える影響は小さいことを示唆する。

PDFファイルサイズ: 529 Kバイト

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