複数周波数による点滅視覚刺激の呈示時における金魚の視蓋神経細胞の追随性の変化についての検討
複数周波数による点滅視覚刺激の呈示時における金魚の視蓋神経細胞の追随性の変化についての検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: TC4-17
グループ名: 【C】2019年電気学会電子・情報・システム部門大会プログラム
発行日: 2019/08/28
タイトル(英語): Study on followability of neurons in goldfish's optic tectum by flashing visual stimuli with multiple frequencies
著者名: 平松 芳章(名古屋工業大学),鈴木 柚子(イーピーエス),三木 俊太郎(中部大学),船瀬 新王(名古屋工業大学),内匠 逸(名古屋工業大学),藤原 清悦(聖マリアンナ医科大学),平田 豊(中部大学)
著者名(英語): Yoshiaki Hiramatsu|Yuko Suzuki|Shuntaro Miki|Arao Funase|Ichi Takumi|Seietsu Fujiwara|Yutaka Hirata
キーワード: 金魚|視蓋|点滅視覚刺激|潜在|Goldfish|optic tectum|flashing visual stimuli|latency
要約(日本語): 我々はヒトの目の解像度とSSVEPの関係を解明することを目指している。しかし,ヒトの目の解像度を非侵襲計測にて明確にすることは難しい。そこで本研究では金魚に着目し,金魚の目の解像度とSSVEPの性質を明らかにすることを目指している。しかしながら金魚で観測されるSSVEPの性質は未だ未解明である。そこで本稿では,SSVEPを発生させる視覚刺激の周波数に着目し,金魚に光の点滅刺激を呈示した際の光の点灯時と消灯時における視蓋の発火頻度と視覚刺激の周波数の関係性について述べる。本実験においては,水槽に金魚を固定しガラス電極を用いて細胞外記録を行う。白色LEDを1,10,15Hzで点滅させ,60秒間刺激を呈示する。その結果,光の明暗に過渡的に反応する神経細胞において,1,10,15Hzで光の点灯区間と消灯区間の発火頻度について有意差を確認した。
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